若手セミナー案内・会場

第5回 若手セミナーのおしらせ

担当
田中英明[滋賀大学]
佐藤隆[立命館大学]

これから職を得ようとする大学院生やポスドク、職を得て間もない若手研究者、そしてこれから研究を志そうとする意欲ある学部生を対象に、本年度も「若手セミナー」を開催します。本年度は「計量分析のフロンティア」と題し、計量分析の最前線で研究を行っている研究者が、その手法と成果のフロンティアをわかりやすく展望します。ふるってご参加ください。

日時
2017 年 10 月 27 日(金)13:00~17:45
場所
中央大学(後楽園キャンパス)6号館6階6429号室
若手セミナー会場案内図

  • 東京メトロ丸ノ内線・南北線『後楽園駅』から徒歩約5分
  • JR『水道橋駅』から徒歩約12分
  • JR『飯田橋駅』から徒歩約17分

プログラム

第1報告 13:00~15:00
遠山弘徳[静岡大学人文社会科学部]
「制度的多様性分析のための計量的手法」

資本主義の制度的多様性をどのようにして捉えるのか?セミナーでは、統計解析ソフトRを使いながら、制度比較の実証分析で利用される手法を中心に解説します(参考文献「資本主義の制度的多様性−−−どのようにしてそれを捉えるのか」『季刊経済理論』第54巻2号)。

第2報告 15:15~17:15
橋本貴彦[立命館大学経済学部]
「投下労働と労働配分の実証分析の方法と実際」

搾取の動向や利潤率の傾向的低下法則など、マルクス経済学の諸命題について統計資料によって実証した研究が存在します。セミナーでは、こうした研究の最新動向の整理と、実際に実証する際の課題やその解決方法などについて概説します。

17:40〜17:45
松尾秀雄[名城大学、『季刊 経済理論』編集委員長]
「『季刊 経済理論』編集委員長による投稿のすすめ」

今回のセミナーでは、実証の中でも、必ずしも本セミナー受講者にとって触れる機会が多くない計量的手法を取り上げています。こうした計量的手法が、主流派経済学のトレーニングを受けただけでは習得できないような分野であり、にもかかわらず近年その重要性を増してさえいる領域だからです。

本学会は「理論と方法の多様性を尊重」することをその特色としており、近年、本学会において取り組まれている実証の方法も多岐にわたっています。本セミナー受講者がたとえ計量分析を専門としないとしても、本セミナーで計量分析のフロンティアを体感してもらうことで、自らの理論や方法を捉え直す機会となるととにも、将来的に計量分析の方面にも研究の幅を広げていくきっかけとなることを祈っています。他学会では聞くことのできない貴重な機会ですので、是非この機会にご参加ください。

[備考]

遠方からの参加者には宿泊費補助を支給します(本セミナーの受講対象者の趣旨をご理解いただき、経済理論学会員および入会申込者に限ります)。なお、予算総額(10 万円)限度内での宿泊費補助となりますので、一人あたりの補助額は、補助申込者数によって変動します。

セミナー参加者について事前申し込みは不要ですが、上記の宿泊費補助を希望する場合は、2017年9月30日(土)までに、氏名・所属(職をお持ちの方は勤務年数)・住所を、佐藤隆(satoh@fc.ritsumei.ac.jp)まで電子メールにてご連絡ください。